Project

Game Changer

オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(以下NOC*NSF)は、駐日オランダ王国大使館支援のもと、日本スポーツ振興センター(以下、JSC)、協力自治体(足立区、江戸川区、西東京市)と協働し、共生社会を目標とする『Game Changer~パラスポーツで社会を変える~』プロジェクトを2017年より実施しています。

誰もが活躍できる共生社会の実現は、東京2020組織委員会と日本政府が掲げている大きなテーマの一つでもあります。NOC*NSFやスポーツ団体は数十年にわたり、パラリンピックや障がい者スポーツの分野において多くの実績を重ねてきました。その中で、スポーツが障がいのある人に自信を与え、社会進出を促し、そして障がいのある人とない人の接点を増やす契機となることを実証してきました。これらの一連のプロジェクトにより培われたノウハウに基づき、2017年以降、オランダの専門家が東京のスポーツクラブや学校、地方自治体に赴き、障がい者スポーツに関する知識や経験を広めてきました。同活動では特に「地域やスポーツコミュニティの強化」について重視され、障がい者のための主体的なスポーツプログラムが国内で運用されていくことを目指しています。

新型コロナウイルスによるオランダと日本間の渡航制限のため、Game Changerプロジェクトはオンラインでのワークショップやミーティングを通じて活動を続けています。

https://nocnsf.nl/en/international-projects/gamechanger-project-tokyo-2020

【活動リポート】

東京2020パラリンピック競技大会開催目前となる2021年8月19日(木)、これまでに生んだ実り多き協力関係や功績を、共に振り返る為のオンライン会議を開催しました。日本とオランダ両国からのプロジェクト参加者、専門家、協力パートナーが参加し、パラスポーツに関する体験談や知見を共有。スポーツを通し、障がいのある人々の社会参加の重要性や、プロジェクトの将来性について、共に考えていく機会となりました。

オンライン会議の録画映像はこちらのリンクよりご覧いただけます↓

https://www.youtube.com/watch?v=xxVHDJXBefY